2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「恋愛」の耐えられない軽さ

大変遅くなりましたが、Maybe-na氏のこちらの記事への返信です。 例えば、これは「恋愛」である、というとき(「愛」でも「セックス」でもいいのですが) これは恋愛である。これは恋愛ではない。という判断をするためには恋愛とはこれこれこういうものだと…

童貞で何が悪いか!(2)

前記事にいくつか感想を戴きましたので、改めて私の主張を再整理しつつ、論じてみたいと思います。 まずはtomoco氏の感想と、それに関するカマヤン氏の議論から。 tomoco氏: ■問題なのは 童貞であることでも処女であることでもそのメンタリティでもなく、出…

童貞で何が悪いか!

Maybe-na氏やLeiermann氏への返信記事の前に、ひとまず別の話を。 引用はカマヤン氏のこちらの記事からです。 童貞の苦しみは誰にも打ち明けることができず、不定期に襲う激しい無力感というかたちをとるかな。だから表に出にくいだろうね。童貞の苦しみを抱…

「非モテ」は如何にしてミソジニーに陥ったのか?(2)

Leiermann氏のこちらの記事及びコメント欄への反論が長くなりそうなので、新記事を立てることにします。 ここで「キモい」者の辛い宿命を改めて振り返らざるを得ない。まず、一般的には他人から恋心を寄せられるというのは負担に感じることもある――らしい。…

三次元から逃れられない電波男

今回は軽めの更新です。 引用はkiya2014氏のこの記事から。 ・身近な三次元に純愛があると二次元派はかなり困る 『電波男』を読めば明らかであるが、二次元が二次元として有効でありうるのは、「三次元が愛のない世界であり、それに比べれば自己満足であって…

「非モテ」は如何にしてミソジニーに陥ったのか?

「非モテ」を自称する人達がその実「モテない」のではなく「恋愛や性を恐怖・嫌悪している」のだ、ということは前回も述べましたが、このことはなかなか理解されにくいことでもあります。 シロクマ氏のこの記事などを見ると、「恋愛の忌避」という視点がすっ…